こんにちは!ナゴミです。
まだまだ暑い日が続きますが、夏の終わりを告げる季節になってまいりました。8月といえば高校野球。毎年テレビの前で熱戦を楽しみにされているご利用者さまも多く、今年もまた甲子園では手に汗握る試合が続いています。
そんな中、先日は準決勝戦の様子を皆さまと一緒に観戦しました。そのひとときは、ただ野球を楽しむだけでなく、夏の名残を感じさせてくれる大切な時間となりました。
◆食い入るように画面を見つめるご利用者さま
テレビに映る高校球児たちの真剣な姿に、ご利用者さまは自然と背筋を伸ばし、食い入るように画面を見つめていらっしゃいました。
「おお、今のはナイスプレーやな!」
「ピッチャー、ええ球投げよるなぁ。」
プレーひとつひとつに反応しながら、まるで自分の孫を応援するように声をかけられる姿が印象的でした。
野球が大好きな方はもちろん、普段あまりスポーツ観戦をされない方も、この日ばかりはテレビに釘付け。選手たちの一生懸命な姿勢に心を動かされるのは、世代を超えて共通するものなのだと感じました。
◆夏の思い出と重なる瞬間
観戦の合間には、若き日の思い出話に花が咲きます。
「昔はラジオで甲子園を聞いたもんや」
「近所の子が野球部におってな、応援に行ったこともあったんよ」
テレビに映る試合をきっかけに、青春時代の思い出がよみがえり、自然と会話が弾みます。ご利用者さまが語るエピソードはどれも温かく、その表情には懐かしさと誇らしさが入り混じっていました。
こうした思い出話をお聞きする時間も、私たち職員にとってはとても大切です。ひとりひとりの人生に触れられることで、心の距離がより近づくことを実感しています。
◆応援の声が響くデイルーム
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試合の展開が緊迫してくると、デイルームの空気も熱を帯びていきます。
「打てー!」
「よっしゃ、走れ!」
思わず声をあげる方、手を叩いて喜ばれる方、緊張で息をのむ方…。その場にいる誰もがひとつの試合を共有し、同じ時間を楽しんでいる様子はとても和やかで温かい雰囲気でした。
普段は静かに過ごされる方も、このときばかりは力強く声援を送られ、私たち職員も驚きつつ嬉しい気持ちになりました。
◆夏の終わりを感じながら
「高校野球が終わると、夏も終わりやね。」
そんな言葉が自然とご利用者さまの口からこぼれました。試合を観ながら、ただスポーツを楽しむだけでなく、季節の移ろいを一緒に感じられることも、この観戦の魅力です。
窓の外に目をやると、強かった日差しもどこか和らぎ、蝉の声に混じって秋の虫の声が聞こえてくるようになりました。
高校球児の汗と涙の姿を通して、ご利用者さまもまた、ご自身の夏の思い出を振り返りながら、季節の移ろいを味わっておられるのだと思います。
◆まとめ
高校野球の準決勝を観戦したこの日、デイルームにはたくさんの笑顔と声援があふれました。
ご利用者さまにとっては、青春時代を思い出すきっかけとなり、また職員にとっても皆さまの新たな一面を知ることができる貴重な時間となりました。
夏の終わりはどこか寂しさも伴いますが、こうした一瞬一瞬を共に過ごせることが、私たちの喜びであり、日々の励みです。
これから少しずつ秋が深まり、また新しい季節の行事や楽しみがやってきます。引き続き、皆さまと共に笑顔あふれる時間を過ごしていけるよう、職員一同努めてまいります。


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