入所(相談)事例

みんなでつくる秋の風景 〜ナゴミの「秋の壁画づくり」が進行中です〜

こんにちは!メディケアデイ ナゴミです。
日ごとに秋の深まりを感じる今日この頃。
デイではただいま、11月に向けて「秋の壁画づくり」を進めています🍂

今回は、その制作風景と、そこに込められたナゴミならではの温かい想いをお伝えします。

🎨 職員と利用者さんの“共同作品”づくり

ナゴミの壁画づくりは、毎回テーマを決めて、職員と利用者さんが力を合わせて作り上げる恒例の行事です。

今回のテーマはもちろん「秋」。
紅葉、どんぐり、もみじ、そして収穫の秋らしいモチーフがいっぱい。
壁一面がまるで季節の絵本のように彩られていくのを想像するだけで、ワクワクします🍁

絵の下書きは職員が担当。
下描きが終わると、そこに貼り絵用のちぎり紙を貼っていく作業が始まります。

✂️ 一枚一枚に想いをこめて

貼り絵に使う色紙は、利用者さんたちが丁寧にちぎって準備しています。
小さな指先で紙をちぎる音が、デイルームに心地よく響きます。

「この赤は、もみじに使うのね」
「オレンジの葉っぱもあったらきれいかも」

そんな会話が自然と飛び交い、笑い声に包まれながらの作業時間。
ちぎる紙一枚ひとつひとつに、みんなの想いと優しさが詰まっています。

この「ちぎる」という動作は、手指の運動や集中力アップにもつながるリハビリ効果があり

楽しみながら自然に心と体を動かせるのも魅力のひとつです。

🤝 みんなで貼る、みんなで仕上げる

紙の準備が整ったら、次はいよいよ貼り付け作業。
職員と利用者さんが協力しながら、少しずつ色を重ねていきます。

「ここに黄色を足すと、紅葉らしくなるね!」
「このあたりに雲を入れたらバランスがいいよ」

そんな声を掛け合いながら、作品は少しずつ形になっていきます。

途中には、
「昔は子どもたちと一緒に運動会の飾りを作ったのよ」
「紅葉狩りに行ったときの写真を思い出すわ」

といった思い出話もたくさん。
壁画づくりは、季節を感じながら心を通わせるひとときでもあります。

🌰 少しずつ完成に近づく喜び

 

毎日少しずつ貼り重ねていくうちに、壁の景色が変わっていくのを見るのは、とても楽しい時間です。

「昨日よりずっと秋らしくなってきたね」
「ここまでくると完成が楽しみだね」

と、完成を待ちわびる声も増えてきました。

完成まではあと少し。
色とりどりの葉が壁を彩り、ナゴミのデイルームを明るく包んでくれることでしょう。

完成した際には、また改めてブログでお披露目したいと思います✨

🍂 手づくりのあたたかさを大切に

私たちメディケアデイナゴミでは、こうした創作活動を通して、**「季節を感じる楽しさ」「人と関わる喜び」**を大切にしています。

壁画づくりは単なる飾りではなく、
・指先を使うことで脳を刺激し、認知機能の維持に役立つ
・仲間との交流を通して笑顔が増える
・「自分の作品が飾られる」という誇りと達成感を感じられる

といった、さまざまな効果があります。

スタッフにとっても、利用者さんと一緒に何かを作り上げる時間は、日々の業務の中でも特別な瞬間。
「○○さん、この葉っぱきれいに貼れましたね!」
「今日もがんばったね!」
そんな声かけの積み重ねが、ナゴミらしい温かい空間を作り出しています🌼

🍁 完成は11月上旬を予定しています!

現在、秋の壁画は仕上げ段階に入り、日々少しずつ完成に近づいています。
完成後は、施設内に飾り、来所される皆さまにも楽しんでいただける予定です。

ご利用者さまの笑顔、そして職員の想いが詰まった「ナゴミの秋の風景」。
どうぞお楽しみに!

季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期でもあります。
ナゴミでは、体だけでなく心の健康も大切にしながら、日々の活動を行っています。

これからも「笑顔」と「ぬくもり」にあふれるデイサービスを目指して、
スタッフ一同、皆さまと共に歩んでまいります。

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