ナゴミの徒然日記⸜(๑’ᵕ’๑)⸝

秋の夜長に寄り添う介護 〜ナゴミガーデンの夕暮れ便り〜

こんにちは!ナゴミガーデンです。

今年も残りわずか2ヶ月となりました。
朝晩の空気がひんやりと冷たくなり、日が暮れるのもすっかり早くなってまいりましたね。

秋から冬へと移り変わるこの季節は、日中と夜の寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。

利用者様の中にも「夕方になると少し冷えるね」とお話しされる方が多く、私たち職員もこまめに室温を確認しながら

快適に過ごしていただけるよう配慮しています。

薄手の長袖からカーディガン、そして毛布へと、少しずつ衣替えが進んでいくこの季節。

皆様それぞれが思い思いに温度調節をされながら、穏やかな一日を過ごしていらっしゃいます。


🌇夕暮れのナゴミガーデン

午後5時を過ぎる頃になると、外はすでに薄暗くなり、空が茜色から群青へとゆっくりと移り変わっていきます。
ナゴミガーデンの窓から見える景色も、昼間とはまったく違った表情を見せてくれます。

「もうすぐ夜勤の時間ですね」と声をかけると、利用者様は「1日あっという間だね」と微笑まれます。
静かに流れる時間の中で、職員は夜の準備を始め、利用者様もそれぞれの居室で穏やかに過ごす夜のひとときへと切り替わっていきます。

外からは虫の声が心地よく響き、秋の夜の静けさを一層感じさせてくれます。
施設の照明がやわらかく灯ると、まるで家の中にいるような安心感が広がり、「今日も1日お疲れさまでした」と職員同士で声を掛け合う瞬間には、温かい連帯感が生まれます。


🌙夜勤の時間、静かなケアのひととき

17時30分、ナゴミガーデンでは夜勤の時間が始まります。
昼間のにぎやかな時間とは違い、夜のフロアはどこか落ち着いた空気に包まれます。
テレビの音も控えめに、利用者様が安心して休めるよう照明の明るさを少し落とし静かな環境を整えます。

夜勤スタッフは、夜間の見守りや体位変換、水分補給、トイレ誘導などを丁寧に行います。
利用者様が安心してお休みいただけるよう声かけのトーンや足音にも気を配りながら慎重に行動します。

ナゴミガーデンでは、夜勤担当者が交代で担当しチームでの情報共有を徹底しています。
日中のスタッフからの申し送り事項をしっかりと確認し、その日の体調や服薬状況、眠前の様子などを丁寧に把握してから夜間ケアに入ります。


夜間は特に静寂が支配する時間帯ですが、その分ひとりひとりの呼吸や寝息の変化に耳を澄ませながら、心のこもったケアを続けています。


🍁季節の変わり目に寄り添うケア

この時期は昼間と夜の温度差が大きく体調を崩しやすい季節でもあります。
利用者様の中には冷えやすい方も多く、夜間は特に「冷え対策」を意識したケアを行っています。
就寝前には湯たんぽや膝掛けを準備し、エアコンの温度を微調整して快適な眠りをサポートします。

また、乾燥が進む時期でもあるため加湿器を活用したり、水分補給をこまめに促したりと体調管理にも気を配っています。
夜中に目を覚まされた際には、優しく声をかけながらお茶を一口飲んでいただくこともあります。
その小さなやり取りの中で利用者様が安心して再び眠りにつかれる瞬間を見ると、職員としてのやりがいを改めて感じます。


🌾おわりに

季節の移ろいを感じながら、日々のケアの中に小さなぬくもりを見つける
それがナゴミガーデンの何よりの喜びです。

「おやすみなさい」「また明日もよろしくね」
そんな言葉を交わしながら、夜の時間も穏やかに流れていきます。

これから冬本番に向けてさらに冷え込む日が増えてまいります。
皆様も体調には十分ご留意のうえ、温かくしてお過ごしください。
私たち職員も、利用者様が安心して毎日を過ごせるよう、引き続き丁寧なケアを続けてまいります。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログでは、「バイスティックの7原則・非審判的態度、受容」について。をお送りいたします。

どうぞお楽しみに。

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