ナゴミの徒然日記⸜(๑’ᵕ’๑)⸝

権利擁護研修会を実施しました。

皆さまこんにちは。生活相談員の前川です。

当法人では、全職員の専門性向上と意識啓発を目的に、12月18日(水)17:45〜19:45の時間帯で権利擁護に関する研修会を実施しました。今回の研修会では、法人内の全職種を対象に多くの職員が参加し、学びの時間を共有することができました。

対象職種

参加対象は以下の通りです。

  • 介護職員
  • デイサービス職員
  • 看護職員
  • ケアマネージャー
  • 生活相談員
  • 事務職員

職種を問わず幅広い職員が一堂に会することで、それぞれの視点からテーマに取り組むことができました。

 

講師紹介

今回の研修会では、権利擁護の専門知識をお持ちの2名の講師をお招きしました。

  • 弁護士 伊藤正朗様
  • 社会福祉士 山下純生様

それぞれの立場から、権利擁護に関する具体的でわかりやすい講義を行っていただきました。

 

研修内容

研修会では、以下のテーマについて深く掘り下げました。

  • 虐待について
    • 虐待防止法の目的
    • 虐待の5類型
      • 身体的虐待
      • 心理的虐待
      • ネグレクト
      • 性的虐待
      • 経済的虐待
  • 身体拘束

講師の方々からは、実際の現場で起こりうる具体的な事例を紹介していただきました。例えば、心理的虐待が気づきにくい形で行われている場合や、経済的虐待の防止策として家族との連携が重要であることなど、日々の業務に直結する実践的な内容でした。

 

グループワークと活発な意見交換

研修の後半では、参加者同士でのグループワークが行われました。それぞれの職種の視点や経験を共有しながら、現場で直面している課題やその解決策について話し合いました。また、講師との質疑応答も活発に行われ、具体的な相談や疑問に答えていただくことで、実践的な学びを深めることができました。

例えば、以下のようなテーマが議論されました:

  • 身体拘束を完全に排除するための具体的な手法
  • 虐待を疑われる場合の初動対応
  • 職場内での虐待防止に向けた意識改革

研修の成果と今後の取り組み

今回の研修を通じて、虐待防止に向けた理解を深めるとともに、現場で起こりうるリスクに対して具体的な対応策を考えるきっかけとなりました。また、職員同士の連携の重要性を改めて確認する場にもなりました。

今後は、今回の研修で得た知識を日々の業務に活かしながら、利用者様の権利をしっかりと守り、安心してサービスを受けていただける環境づくりを進めてまいります。

最後に、貴重なお時間を割いて研修にご協力いただいた伊藤正朗様、山下純生様に心より感謝申し上げます。また、参加してくださった全ての職員の皆さまにもお礼申し上げます。

これからも法人全体で権利擁護の重要性を意識しながら、より良いサービス提供を目指していきます。引き続き、ご支援とご理解のほどよろしくお願いいたします。

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