ナゴミの徒然日記⸜(๑’ᵕ’๑)⸝

干支『巳』に込める想い メディケアナゴミのアートチャレンジ

こんにちは!メディケアナゴミ担当の森です。

新しい年、2025年が明けましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回はメディケアナゴミで現在進行中の特別なプロジェクトについてお知らせいたします。それは、2025年の文字と干支である「巳」をモチーフにした壁画制作です。

壁画制作の背景

毎年、年の変わり目には、利用者の皆さまと職員が力を合わせて壁画を制作することが恒例となっています。この取り組みは、新しい年を迎える喜びを共有しながら、共同作業を通じて絆を深める場としても大切にされています。

2025年の壁画のテーマは、「躍動と希望」。干支である巳(蛇)は、古来より再生や成長の象徴とされ、新しいスタートにふさわしいモチーフです。この壁画を通じて、利用者の皆さまが新しい一年に向けて元気と活力を感じられるよう、色鮮やかで力強いデザインを目指しています。

制作の進捗状況

本来であれば、昨年中に壁画を完成させる予定でしたが、思った以上に工程が複雑で、一部が年を越してしまいました。しかし、進行状況に焦ることなく、利用者の皆さまと一緒にじっくり取り組んでおります。

壁画制作は、まず下絵のデザインから始まりました。デザイン案は、利用者の皆さまからのアイデアをもとに職員が形にしたもので、明るい色合いや動きのある構図が特徴です。その後、利用者の皆さまと職員が協力して色塗りや細部の装飾を行っています。

「この色はもっと明るい方がいいかな?」「ここに少し緑を足してみようか?」といった意見交換が飛び交いながらの作業は、とても活気にあふれています。特に、利用者のBさんは、「細かい作業が好きやから、もっとやらせて!」と意欲的に取り組んでくださり、周囲を明るくしてくださっています。

壁画制作を通じた交流

このプロジェクトは、単なるアート制作にとどまらず、利用者同士や職員との交流の場にもなっています。壁画を囲んで作業をしていると、自然と笑顔や会話が生まれ、「昔の正月はこうやったなあ」といった懐かしい思い出話や、「今年はどんな年にしたい?」といった前向きな話題で盛り上がります。

また、普段はあまり会話を交わす機会が少ない方々が、この活動を通じてお互いに声を掛け合い、助け合う姿を見ると、この壁画制作が持つ力を改めて感じます。

完成に向けて

現在、壁画の完成に向けて最終調整を進めているところです。利用者の皆さまの個性が反映された色使いや装飾が、作品全体に温かみを与えています。完成した壁画は、施設のエントランスに飾る予定で、来所された方々を明るくお迎えするアイコンとして役立てたいと考えています。

「完成したら写真を撮って家族に見せたい」とおっしゃる利用者の方も多くいらっしゃり、この壁画が皆さまにとって思い出深い作品になることを願っています。

最後に

壁画制作は、時間を要するプロジェクトですが、利用者の皆さま一人ひとりが大切な役割を果たしながら、少しずつ進めています。このプロセスそのものが、新しい年の象徴である成長や協力の精神を体現しているように感じます。

完成まであと少し。メディケアナゴミの壁画がどのように仕上がるのか、ぜひ楽しみにしていてください。今年も皆さまにとって素晴らしい一年になりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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