こんにちは!デイリハの大西です。
今回は、毎月作成しているカレンダーの塗り絵の様子をお届けします。毎月ご利用者の皆さんと一緒に塗り絵を楽しみながら個性を発揮した素晴らしい作品が生まれています。今回はその魅力を存分にお伝えしたいと思います。
皆さんのオリジナリティが光る塗り絵
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塗り絵といっても、同じデザインを使っていても、仕上がりはそれぞれ全く異なります。毎月、スタッフが準備したカレンダーの塗り絵に取り組む皆さん。最初は皆さん、同じ用紙を使って塗り始めますが、それぞれの選んだ色や塗り方に個性が現れます。
例えば、「私はこの花の色を水色にしてみよう!」という方がいれば、「私は赤が好きだから、全部赤で塗っちゃう!」という方も。色を選ぶ基準も千差万別です。あるご利用者の方は、明るく鮮やかな色合いで塗り進める一方で、別の方は優しい色合いを使って落ち着いた雰囲気に仕上げるなど、それぞれの「美しい」と感じる色合いが表現されています。
塗り絵を通して学ぶ新しい視点
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毎月同じデザインの塗り絵をしているのに、仕上がりが異なるのは、まさに個々の感性とアイデアの違いから来るものです。私たちスタッフもそのたびに驚かされることがあります。例えば、ある方が一つの花を真っ赤に塗ると、他の方がその花を見て、「こんな色の使い方があったのか!」と感心することがあります。このように、塗り絵を通じて他の方の個性に触れることで、自分の色遣いにも新たな発見があり、他者の視点を学ぶ良い機会となっています。
特に、色の使い方には個人差がありますが、それがまた塗り絵を楽しくしている要素です。例えば、同じ花を水色で塗る人もいれば、黄色やピンクで塗る人もいます。その中で自分の好みや感性を反映させた色使いをすると、作品に愛着が湧き、完成した時の達成感が格別です。
完成した作品を飾って過ごす日々
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皆さんが一生懸命に塗り上げたカレンダーは、完成後にお部屋に飾られます。そのため、毎日、自分が仕上げたカレンダーを見ながら過ごすことができるのです。これがまた、日々の励みとなり、ご利用者の方々の笑顔や会話が生まれる素敵な瞬間です。
「このカレンダーは私が塗ったんだよ」と、完成した作品を自信を持って話してくださる方もいらっしゃいます。毎月違った色遣いやデザインを見て、他のご利用者の作品に興味を持ち、「あの花はどんな色で塗ったのか?」と話題にすることも増えてきました。こうしたやり取りは、コミュニケーションのきっかけとなり、皆さんの間に自然と会話が生まれています。
心を込めて作り上げるカレンダー
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塗り絵には、ただ色を塗るだけではなく、心を込めて作り上げる過程があります。それぞれが自分のペースで、色を選び、塗り進めていきます。その過程を大切にすることで、ただのカレンダーが、自分自身の作品として愛される存在になります。
このカレンダーは、皆さんにとっての思い出となり、日々の生活の中でその存在を感じることができる特別なものです。塗り絵を通じて、色を塗ることの楽しさだけでなく、自分を表現する楽しさ、そして他者と作品を共有する喜びを感じていただけることを、私たちスタッフはとても嬉しく思っています。
まとめ
毎月ご利用者の皆さんと一緒に作成する塗り絵のカレンダーは、色遣いやデザインにそれぞれの個性が表れ、どれも素晴らしい作品に仕上がります。その過程で生まれるコミュニケーションや発見も大きな魅力であり、皆さんが自分の作品を完成させ、飾っていることが、日々の生活に彩りを与えています。
これからも、毎月楽しみにしていただけるようなカレンダー作りを続けていきたいと思います。また、次回のカレンダー作成の際には、どんな新しい色の使い方が生まれるのか、私たちスタッフも楽しみにしています。
以上、デイリハの大西でした。
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