皆さん、こんにちは!
今回は、三重県が毎年主催している「介護施設における権利擁護推進員育成研修」についてご紹介します。この研修は、介護施設で働く方々が、高齢者や障がい者の権利を守るために必要な知識やスキルを学ぶための貴重な機会です。
研修の目的
この研修の主な目的は、介護現場での権利擁護推進員を育成することです。具体的には、介護施設において高齢者や障がい者の虐待防止や権利保護をサポートするための方法を学びます。これにより、介護施設内での安心・安全な環境を作り出すことが期待されています。
研修の内容
この研修は、全部で3回のセッションで構成されています。各回とも、講義とグループワークを通じて実践的な学びを深める形式となっています。私は、この研修の2回目を今月受講してきましたので、その内容を少しお話しします。
- 講師:塚本 鋭裕氏
一般社団法人愛知県社会福祉会の高齢者・障がい者虐待対応委員会委員長として活躍されており、日本福祉大学と人間環境大学でも非常勤講師を務めています。豊富な経験をお持ちで、実際の現場での事例を基にした講義は非常にわかりやすいと評判です。
実際の事例を用いたグループワーク
毎回の研修では、実際の介護現場で起きた事例を教材として使用します。参加者はグループに分かれ、それぞれの事例について話し合い、問題点や改善策を考えます。これにより、現場で起こり得る問題に対する理解が深まり、即座に活かせる知識が身につきます。
2回目の研修では、特に虐待の兆候を見逃さないための観察ポイントや、虐待を発見した際の対応方法について詳しく学びました。非常に実践的で、介護現場で働く人にとって大変役立つ内容でした。
最終回の研修は11月18日
次回の研修は11月18日に予定されており、今年度の研修はそれで終了します。次回も具体的な事例を基に、さらに深い学びが得られることを楽しみにしています。
この研修は、介護施設で働く方々にとって非常に有意義なものです。参加者は、介護現場で直面する課題に対処するための具体的な知識を得られるだけでなく、他の参加者との情報共有を通じて新たな視点を得ることができます。
コメント