皆さま、こんにちは。デイリハの大西です。
まだまだ寒さが残る3月ですが、いかがお過ごしでしょうか?
ナゴミではこの度、長期間にわたる制作を経て、ご利用者の皆様と一緒に作り上げた「巳年」の壁画がついに完成しました!この作品は、2025年の干支である“巳”をモチーフに、ペットボトルのキャップを活用して作成したものです。
■ 制作のきっかけ
毎年、干支をテーマにした作品作りを行っているデイリハですが、今年は何か新しい試みに挑戦したいと考えました。そこで、身近にあるペットボトルキャップを使った壁画制作を企画しました。キャップはデイリハのスタッフやご利用者様のご家族、地域の皆様にもご協力いただき、数か月かけて集めたものです。
ご利用者の皆様には、一つひとつのキャップを折り紙で包む作業をお願いしました。色とりどりの折り紙を選びながら、「どんな作品になるのかな?」とワクワクしながら作業に取り組まれていました。
■ 巳年のデザイン
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2025年の干支である「巳」。この壁画では、キャップを並べて「2025」の数字を作り、その数字自体をヘビの形にデザインしました。
「巳」は、脱皮を繰り返して成長することから「再生」や「発展」の象徴とされています。新しいことに挑戦する年にしたいという思いも込め、ご利用者の皆様とともに制作に取り組みました。
■ 制作の様子
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制作は長期間にわたり、少しずつ進めていきました。キャップに折り紙を巻く作業は手先を使う細かい作業ですが、「手を動かすと脳にもいいね」「折り紙を選ぶのが楽しい」と、皆様それぞれの楽しみ方で参加されていました。
完成間近になると、キャップをどのように並べるか試行錯誤しながら配置を決め、スタッフとご利用者の皆様で協力しながら仕上げていきました。
■ ついに完成!
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ようやく完成した壁画は、デイリハのフロアで一番目立つ場所に掲示しています。ご利用者の皆様も「やっとできたね!」「素敵な作品になったね」と喜ばれ、毎日作品を眺めていらっしゃいます。
「私もここを作ったよ」「この色は私が選んだの!」と、ご自身の手がけた部分を見つけては、達成感を感じていらっしゃるご様子でした。
■ まとめ
デイリハでは、こうした創作活動を通じて、ご利用者の皆様が楽しみながら参加できる場を提供しています。ペットボトルキャップを使った壁画制作は、環境にも優しく、手先のリハビリにもつながる素晴らしい取り組みでした。
これからも、ご利用者の皆様が笑顔になれる活動を企画してまいりますので、どうぞお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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