ナゴミの徒然日記⸜(๑’ᵕ’๑)⸝

デイリハ農園日記 ~育てる楽しみ・実る喜び~

こんにちは、デイリハの大西です!

今回は、デイリハでのちょっとした日常の風景をご紹介させていただきます。
実は5月の上旬から、デイリハの玄関前にて、オクラ・ナス・パプリカの苗を植え、利用者様と一緒に野菜の栽培を始めました。普段は室内で過ごすことが多い利用者様ですが、外に出て自然に触れる機会としても、そしてみんなで楽しめる行事のひとつとして、この取り組みをスタートしました。

苗植えから10日目の様子

最初に苗を植えたのは5月の上旬。オクラ・ナス・パプリカ、それぞれの苗を利用者様と一緒に土に植え、「大きく育ってね」「美味しい実ができますように」と願いを込めました。

5月14日には、植えてから10日ほど経過した苗の様子を写真に収めました。この時点では、まだ背丈も小さく、葉っぱも控えめな印象でしたが、青々とした葉がしっかりと根付いてきており、すでに成長の兆しを見せていました。

苗を植えた日は、天気も良く、利用者様と一緒に土いじりをしながら「昔は畑やってたんやで」「オクラは背が高うなるからな」など、思い出話に花が咲いたのがとても印象的でした。

毎日の水やりでどんどん成長

それから約3週間、デイ利用日には毎回利用者様が交代で水やりを担当してくださっています。中には「私が今日やるわ!」と自主的に声をかけてくださる方もいて、みなさんとても熱心にお世話をしてくださっています。

6月6日に再度撮影した写真を見ると、その成長ぶりは一目瞭然。苗だった野菜たちがぐんぐんと背を伸ばし、しっかりとした茎や葉を広げ、実も少しずつ顔を出し始めています。オクラの苗は葉の数も増え、茎も力強く伸び、ナスには小さな紫色の花が咲き、パプリカの葉も厚みを増してきました。

水やりをしながら、利用者様同士で「実が成ってきたな!」「もうすぐ食べられるかな?」と会話が弾み、成長の様子をみんなで喜び合っています。育てる楽しみを通して、自然とコミュニケーションの輪も広がり、とても和やかな時間が流れています。

収穫の楽しみと期待

収穫の時期については、まだ正確には決まっていませんが、利用者様からは「夏には食べられるやろ」「オクラは背丈も伸びてからやな」など、それぞれ経験談を交えながら収穫のタイミングを予想される姿も見られます。

「昔、家でよう育てたなあ」「ナスは味噌汁に入れると美味しいんやで」「パプリカは彩りがきれいからサラダにええわ」など、野菜を育てることがきっかけとなり、懐かしい思い出話や料理の話題も広がり、職員も知らなかった利用者様の昔のお話を伺うことができる良い機会になっています。

野菜を育てることで生まれる喜び

この取り組みを通して改めて感じるのは、日常の中で「育てる」「成長を見守る」という体験が、利用者様にとって大きな楽しみや張り合いにつながっているということです。

「今日はどんなふうになっとるやろか」「実が増えとるかな」と、玄関前の野菜たちを見に行くのが日課になっている方もおり、その様子を見て職員もとても嬉しく思っています。利用者様の笑顔や声かけの数も増え、デイリハ全体の空気もさらに明るく、温かいものに包まれています。

今後もこのような自然と触れ合える機会を大切にしながら、皆さんと一緒に季節の移り変わりや植物の成長を楽しめる環境を作っていきたいと思っています。

次回のご報告もお楽しみに!

次回のブログでは、野菜たちのその後の成長記録や、いよいよ収穫の様子などもご報告できればと思っております。利用者様の笑顔あふれる収穫の瞬間、そして「自分たちで育てた野菜を味わう喜び」を、また皆さまにもお届けできる日が楽しみです。

どうぞお楽しみに!

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